こんにちは。一般社団法人国際あそびうた音楽協会の五十崎佳子です。
実は今月、2026年7月16日をもちまして、当協会は法人登記から丸14周年を迎え、いよいよ15年目の節目へと突入することになりました!
最初は「日本あそびうた音楽協会」として小さな一歩を踏み出しましたが、アメリカやフランスでのイベント出演をきっかけに、現在の「国際あそびうた音楽協会」へと名前を変え、あそびうたリトミックのバトンを繋ぎ続けてきました。 これまで出会ってくださったすべての先生方、そして子どもたちに心から感謝申し上げます。
この特別な節目に、新しくお届けする指導ガイドブック『ABAを知るとレッスンが変わる:リトミック講師のための声かけガイド』の原稿が、無事に最終チェックを終えました!
今回は、リトミックや音楽療法の現場でがんばる先生方へ向けて、指導がもっと軽やかに、そして自信に満ちたものに変わる「ヒント」をお届けします。
リトミック講師はすでに「科学的に正しいアプローチ」をしている
このガイドブックを通して、私が一番みなさんにお伝えしたかったのは、「みなさんが日々、現場の感覚と経験でやってこられたことは、大正解なんですよ!」ということです。
日々のレッスンの中で、無意識のうちにこんな対応をしていませんか?
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子どもが「できた!」という瞬間に、すかさず笑顔でほめる
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最初は優しく手を添えて、できそうになったらそっと手を離していく
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小さな段差を一つずつ、少しずつできることを増やしていく(スモールステップ)
実はこれらの一連の動作は、すべて「ABA(応用行動分析)」という世界的な行動科学における、もっとも大切な基本動作そのものなのです。
専門用語こそ使っていなくても、目の前の子どもたちと全力で向き合う中で、現場の先生方はすでに科学的に正しいアプローチを感覚的に掴んで実践されています。
感覚に「名前と理由」がつくと、指導にブレない地図ができる
しかし、この日々の「感覚」に、ABAという「名前と理由」がつくと、驚くほどレッスンに見通しが立つようになります。
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「あ、今の声かけは、この子の自立を引き出すためのきっかけ(プロンプト)だな」
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「逆に見当違いなタイミングで声をかけると、かえって困った行動を強化しちゃうんだな」
このように自分の指導に「地図」ができることで、なんとなくの感覚だったアプローチが、「明確な見通しとねらいを持った働きかけ」へと進化します。 指導に確信が持てると、先生自身がもっと自信を持って、笑顔でレッスンに立てるようになります。
ABAは、大人の思い通りに子どもをコントロールする技術ではありません。 先生が持つ素晴らしい熱量や愛情を、まっすぐ子どもの心に届けるための優しい手立てなのです。
15年目の感謝を込めて:特別なセットをお届けします
14年前、私自身がつまずき、悩みながら歩んできたからこそ、今現場でがんばっている仲間たちには、少しでも軽やかにその壁を越えていってほしいと願っています。 そんな想いを込めて、一気に読める実践的な一冊に仕上げました。
今回は、この新しいガイドブック単体での販売ではなく、私の大切にしている絵本『せんせいもこどもも、ニコニコ』との【特別なセット】としてお届けする予定です。
「まわりを変えれば、子どもは変わる」というABAの温かい考え方を、まずは絵本で優しくのぞいて肩の力を抜いてもらい、そこからガイドブックで日々の実践に繋げていける……そんな、持っているだけで心がじんわり温かくなるセットです。
詳しいお届け時期やセットの全貌については、次回のブログやニュースレターで少しずつお披露目していきますね。 どうぞ楽しみにしていてください!
それでは、今日も子どもたちと素敵な音楽の時間をお過ごしください。
一般社団法人 国際あそびうた音楽協会 代表理事 五十崎佳子(Keiko)